3回目の中国 〜引継ぎ。
タイトル通り、ついに中国出張を社内の他の担当へ引き継ぐことになりました。
おそらく、最後の中国出張となりました。
今回は引き継ぎ担当者のスケジュールがかなりタイトなため、渡航先もかなり限定されました。
まぁ、いつものごとく、単独で上海には立ち寄りましたが・・・(笑)
せっかくの引継ぎということで、手配から担当者にしてもらうことに。
実際には勝手もわからないので、ほとんど僕がしてるのを横から
眺めていてもらったのですが。
先にも書きましたが、スケジュールの都合上、日程も限定され、上海は
あとから立ち寄りになったため、トランジットは時間に有利な、北京でしました。
上海だと、空港が離れているので、トランジットするのに、がんばっても3時間以上かかりますし
乗り損ねる可能性もあるので。
今回は、本当にスケジュールがタイトでした。
朝、現場に車で立ち寄り、その車を現場で乗り捨て。
(その日のうちに会社の人に撤収してもらいました)
そのまま品川へ。そこで朝ごはんを食べて、NEXに乗り込み、2時半のチェックイン。
チェックインも際どかったのですが、綱渡りの出張はまだまだ続きます。
ようやく、成田を出国し、北京へ到着です。
ひーひー、言いながらトランジット。若干飛行機が遅れていました。
この時は何も感じなかったのですが、これがトラブルの予兆でした。
さて、北京を飛び立ち、廈門へ。朝から現場でばたばた働いていたので、かなり疲れている
はずですが、初めての同僚との出張で、ぎゃーぎゃー騒ぎながらの旅となりました。
ところが、着陸してみると、なんと廈門空港ではありません。お隣の福州空港に着陸してます。
この辺りは本編に詳しく載せておきました。
何もわからないままトラブルの真っ只中にいる、二人の日本人(笑)
これがかなり怖い。言葉も通じなく、しかも外は夜。
ただひたすら空港内で待つばかり。すると空港の空調も切られ(おいおい)電気も
かなりの部分が消えて行きます。当然、エスカレーターも止まっています。
職員も見当たらず、薄暗い待合ロビー。
仕方ないので、二人で空港内を散策(おいおい・・)すると、職員の人が○×△□と
話しかけてきます。(怒られてるのかなぁ)。手招きされ着いて行くと、
どうやら外にバスがいるから、それに乗れと言ってるようです。
当然一番乗りなので、一番前の席に。(何かあったらすぐ逃げられるようにね)
2〜3分もするとさっき、待合室にいた人々がみんなやってきました。
すぐに満員に。後ろに2台目のバスもつきました。
なのに、どうしても満員のバスに乗り込もうとする、おばさんが。
職員の方とかなりの口論。一番前に乗っている僕たちのまん前で口論を始めました。
「○×△□!」「○×△□!!!」かなり激しい口調なのですが、さっぱりわかりません。
すると僕の隣に座っていた同僚が同時通訳。
「おくさま、私にあの人を譲って」「おだまり。この泥棒猫が!」絶対違うって。その通訳。
しばらくすると職員の方が、無線で話し始めました。
「○×△□!!!」・・・「○×△□!」
またまた同僚の同時通訳
「あなた?今夜の晩御飯は冷蔵庫のシチューをあっためて食べてね。先に寝てても良いわよ」
いや、それも違うってば。
そんなやり取りがあった後、市内のホテルで一泊です。
翌朝、かなりばてばてになりながら、廈門へ。
朝一番の飛行機、しかも昨日の続きなので、ほとんどフリーチェック。
一応チェックインはしましたが。でもトランジットのチケット、行き先がシンセンになっているのが
かなり不安。
でもなんとか今度は無事に廈門到着です。
baggege clameでスーツケースを待ちます。
ずっと待ってました。。。みんないなくなり・・・でも僕のスーツケースが無い。
こちらでは僕のスーツケースが紛失です。(笑)とりあえず案内所へ。
相変わらず、英語がわかりにくく、中国語はわかりません。
電話で、ディストリビューターに助けを求め、なんとか明日には(!!)到着するとのこと。
え?今日の着替えは?だって、昨日も福州で着替えなんて無かったよ??
仕方ないので、最初の行動は僕の下着購入となりました。(笑)
こうして同僚との引継ぎが始まりました。
今回の行き先は廈門、上海の2箇所です。
上海編へ続きます。
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