初めての中国 〜旅立ちまで
2003年の初夏、それまで一緒に仕事をしていた、設計事務所の方から
中国へのお誘いが。
「とうちゃん、中国いかない？中国」「へ？？？中国？」
「うんうん、中国。やすいんだよー。」「そうなんですか？」
「見てご覧。この大理石なんかも平方メートルあたり、数百円だよー」
「ほんとだ・・・」
国産の大理石しかまだ知らなかった、僕の知ってる大理石は平方メートルあたり
数千円はしました。それから見ると破格です。
「ディストリビューター、紹介すっからさ」「ほんとですか？ありがとうございます。」
というのりで、決まりました。もちろん、当日の夜に社長に連絡し、そのまま決定。
確かに安いんです。中国の材料。これなら、普通の戸建には高くて使えなかったものも使えるようになるかも。と思い、中国行きを決意しました。
・・・でそれから３ヶ月ほどたち、「あれ？そういえば中国は？」と思い出し始めた頃、設計事務所さんから連絡が。「どう？中国行ける？来週か再来週あたりどうかな？」
「・・・了解です」おいおい。来週って。あれ？そういや、中国ってビザは？
パスポートは？まだエアのチケットも、ホテルも。その前に日程決めてよ（笑）
落ち着いてよくよく調べてみると中国はほんの少し前からビザ不要になったとのこと。
一安心（笑）次にパスポート。まだ有効期限残ってたかな？うん、大丈夫。
で、その週末、来週初めに出発との連絡がありました。
またまた慌ててチケット手配。
これは一応ネットで下調べしていたので、あまり騒がずにすみました。
で、ネットで手配。うーむ心配だなぁ。受け取りはどうするんだろう？
支払いは？ほんとに届くのだろうか？？？などの不安を抱え、
とりあえず、サイトで確認後、直接電話で問い合わせ。
実は前回社長とアメリカに出張に行ったときには、某旅行会社から手配していたので、
ネットでの手配は初めてなのです。
今回、お誘いいただいた設計事務所の方と取引のある、ディストリビューター（仲買人）に
上海で紹介してもらうことの他に、まだ中国で会いたい人が。
展示会で知り合った方なのですが、台湾に行くことになっていたのです。
なのですが、上海から台湾へは行くのが難しいので、台湾の中国側の対岸、廈門まで行くことになっていました。
そのため、上海から廈門までのチケットも手配したいのですが、サイトからは手配できません。それも合せて電話にて確認です。またノースウェストのマイルがたまるのかどうかも
確認です。
無事に航空券の手配が済み、上海から廈門までの航空券も手配がすみました。
ただ、今回はエアチャイナでの渡航のためノースウェストのマイルは貯まりません。
あきらめました（笑）
で、次は宿。上海での宿はホテルマリオットに決まっていましたので、こちらの手配。
こちらは同行するお客様の指定なので、サイトのアドレスを教えてもらうことに。
後は英語でのメールのやり取りと、東京にある日本営業所との電話のやりとりでＯＫ。
ただ、この英語のメールがあとあと、トラブルに・・・
これで、この時点で考えられる準備は終了しました。後はどきどきしながら初出張の日を待つばかりです。
こうして初めて中国出張が決まりました。
今回の行き先はとりあえず、上海、廈門の２箇所です。（渡航後に増えますが・・・）
上海編へ続きます。
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